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川田 七原、典子。

三人が、クソったれゲームが終わったら、

どこに行くか話し合っているシーンからはじまる。

七原は、「アメリカでロックしながら小銭を稼ぐ。」

だそうで、きちんとクラスメイトの叶えられなかった想いも命も、

恨みやそんなものも全て背負って前を向くという。

そんな七原に、川田も「お前の歌をきいてみてーな」と…。

でもそこに、三人の世界を引き裂く放送が。

それは弘樹と琴弾さんの死を知らせた。

あんなに大切な仲間だったのに。

合流しようと約束をしたのにと、

放心状態の七原に、川田が叫ぶ。

その合流すべき相手を間違え、

合図を送っていたのだから逃げなくてはならない。

生き残り、もう桐山しかいない。

あいつが殺しにマシンガンを乱射してくる。

暇潰しに仕掛けていたらしい

桐山のトラップで、典子は顔を切る。

(しかし、走りながら、後ろには普通はふっとばないよ。演出効果でしょう)

どんどん距離を縮められていく。

坂をくだり、カーレースをしながら撃退。

もう禁止エリアギリギリでもあるというのに。

とにかくやるしかない。

桐山の乗っていた車を炎上させて

「終了」と思いきや、川田が肩を撃たれる。

(のち、このダメージが…。)

それでもまたまた、

しぶとい桐山が立ち上がり川田の腹を貫通させたのだ。

こちらももう、ショットガンも二発しかなかった。

桐山は織田から盗んだ防弾チョッキをきている。

もうゲームオーバーだと叫ぶ七原。

そこに銃声。

典子が、七原を守って今度こそゲームを終わらせる。

桐山の感情のなさの事故も描かれている。

お母さんを失ったことが、彼の空虚。

想いのバトンを弘樹から受け取った

手製のナイフにこめて、止めを投げつける。

最終巻に続く。