どーも。マッタツ書店の専務akaいぶし銀です。

仕事以外ではいぶちゃんと呼ばれているので覚えてくださいね。

遅ればせながら2011年の直木賞作品

池井戸潤の「下町ロケット」を読みました。

テレビの半沢直樹が面白かったし、

関連作品が軒並み火がつきベストセラーになっています。

触発されてそんなに面白いのかな~って思ったんでね!

いやー!参りました。とてもとても面白い!

物語でサラリーマンたちが、考え行動する姿に共感を覚えるのです。

(※以前にサラリーマンをしていた時期を思い出しましたね。)

いや、もしかしたらサラリーマンという枠にとらわれず、

人間の普遍的な姿を描いてるから面白いのかもしれません。

仕事の失敗や葛藤、思わぬ横やりや裏切り。

どこの世界にもありそうな、それぞれの問題をスーパーマン的に解決するのでなく、

共感した仲間たちや、取引先の他人を巻き込み乗り越えて行く・・・

個人の時代が進化して組織がまとまらない・・・

まとめようとしても砂粒のようにパラパラと壊れてしまう現代に、

池井戸潤の小説の中には、古き良き時代の熱い思いの男たちが息づいています。

僕はこういう時代を生き抜いてきたから、共感出来るのかもね!笑。

是非、皆さんご一読をしてみてください。

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