みんな死んだという孤独、5人の関係が悪化していく2巻。

ハルは今野に襲いかかるが、朝2人で話し、胸の内を話し合う。

神矢の緊急時の知識で、難を凌いでいる状態。

過去に縛られていては進めないし、

兄弟たちに会うため必ず生きて帰るという神矢の言葉は、

すえのぶ先生からのメッセージだと受けとりました。

消費期限のきれたおにぎりを涙を流して食べる今野とか、

すえのぶ先生からのメッセージだ。

陽乃高校では職員室で、聞き間違いから確認のとれていない。

バス会社では、バスの心配しかしない。

キャンプ本来なら3日目、なのにまだ捜査もない。

川では魚を得る神矢、ハル今野。

動けない薄井の恐怖は、爆発寸前。見捨てないでくれ、

〔奴隷は薄井〕など溢れかえって痛むのは頭。怪我をしている足。

それから薄井は鎌を持って、ひとりでいってしまう。

みんながみんな、少しずつ近づいて協力できる部分、

同じ作業をし生きる描写があったからこそ、

薄井がいなくなったりラストのフードのだれかが3巻に関わることで、

また森重が。と不安を掻き立てられてしまった。

強く生きなくてはいけないと、踏ん張る神矢。

自殺島のリョウであり、カイであり、スギが合わさったような女の子。

作者も違いますが、自殺島のこの3人の役割をリミットの神矢がやっているので、

とにかく無事帰れますようにと願うばかりです。

しかし大半は、高校生の女の子の緊急時って

ハルや今野みたいになってしまうよね、ね?

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