三部さんの描く女の子って、肉付きよくてさ。エロっぺーべさ。

ケンヤは洞察力に優れていて、悟は以前の悟とちがうと当ててしまう。

大人びたなにかとか、変化のこと。人と線を引いてる冷静なケンヤ。

悟と協力し、雛月を助けることにする。

雛月を使われていないバスに誘拐することにして、母親からの虐待、殺害を阻止する。

悟と雛月の誕生日を祝うことがかなった。

前は、かなえることができないまま、死んでしまったから。

三部さんの憎む顔は、悟やケンヤも例外なく犯罪者そのものだよ。

いい意味で。憎しみ、それだって決意なわけだから。

八代先生も児相に通報し、母親へとの接触を試みたり。

それから悟の母は、受け入れてくれて友達を思いやる悟をむかえる。

すごく優しい母さんだ。

加代ちゃんとの別れの時間が刻一刻と迫っている。

食事もしらないまま育ったような加代ちゃんは、

なんでもない悟の家の温かさに泣いてしまう。

私の過去も、そんなものでした。加代ちゃんの苦しかったものも、

近づく別れも決心も辛かったです。

母の荒れる2ページも、離婚した昔のひとりぼっちのつらさからだったんだ。

加代ちゃんと離れたけど、今度は希望がみえるといいね。

こどもとの別れも、三部さんの作品にいつもある気がするなぁ。

私が三部さんの作品を1番最初に読んだのは、パズルなんですが。

色々思うことがありますね。

ふかーいテーマ、ですわ。

そそ、ケンヤって三部さんの「ホオズキノシマ」のシュウそっくりだよね。性格もね。