ラジコンで遊ぶくらいの年齢のぼく。そして、ぼくの大好きなおにいちゃんのお話。

おにいちゃんは、自分より力があってケンカも強くて、なんでもできちゃう12才。

あまりぼくを仲間に入れてくれなくて、さみしい思いをしていた。

「おにいちゃんは、いつぼくと遊んでくれるの?」と聞くと、

「今度のとびきり天気のいい日になっ!」って約束してくれた。

ある日、ママとパパが泊まりがけで出掛けてしまい、

おにいちゃんとシーツでテントを作り、その中でジュースとおやつにしたこと。

夜、怖いテレビを一人でみるといって、「お前は早く寝ろ」と追い払うのに、

一人で寝るのはさみしいだろ?と、テレビの後でビビっていたおにいちゃんがかわいい。

次の日のインディアンごっこには、おにいちゃんに忘れられて、木にくくられていた。

でもむかえにきたおにいちゃんは、上着を貸してくれたし、やさしいんだ。

年齢差のある兄弟。多分、低学年と中学生くらいの感じかな?

うちの子どもたちと、境遇が似ている。違うのは、うちは上が女で、下は男の子ってこと。

背伸びしたい、それぞれも、なんとなくうちの子どもたちに似ているところがあるなぁと、

ぺらぺらめくっていた時に感じて、読んでみようと思っていました。

春休みだから、その下の真ん中にも読んでもらおうかな。

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