日本一ソフトウェアの出した、PSPソフト「雨格子の館」のコミック化。

ゲームが出てわりとすぐにマンガで読めるとわかった時は、

そりゃあもう、たまらなく喜んだものですよ。

出版は2009年ですので、

真ん中が生まれた翌年に買ったマンガの書評になりますね。

棚の整理をしていて、思い返しました。

とあるペンションにバイトに来たはずの一柳和。

彼は、とにかく頼りなく、また運のない青年。

山の中、車はガス欠、道に迷い帰れなくなり、

大雨雷に、びしょ濡れ。崖から落ちて、

死体をみつけ、多分犯人らしき人に殴られて気を失う…。

物語が始まり、数ページでこれです。

目がさめたところは、とある館の中。

役者が集まり稽古をしていたのだが、

和が外で誰か死んでいるということで、

全員で見に行く。しかし死体はない。

役者たちは帽子屋に集められた。復讐予告をみて、斑井が…。

悪夢は続き、見立てで殺される人を特定し、

助けたいと聞き込みをする和のひたむきなところが良いです。

心底、いい人なんですね、彼と日織は。

日織の、ひとあたりも大好きで、

うちの末っ子の名前も、ひおりとなりまして、

その子もすくすく成長しました。

もうすぐ4才ですから、月日が流れるのは、ほんと早いや。

雨格子の好きなキャラクターは、日織、椿くんです。

1巻の終わりには、帽子屋の正体がわかります。そこで続きます。

雨格子の館1巻(BLADE COMICS)
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