本とのステキな出会いを大切に・・・

 

急ごしらえながら、

怪我の処置を終えた典子を連れ家を出たところ。

息を潜めていた影にショットガンを弾かれた川田。

銃を持っていなかった相手。

それは弘樹だった。

川田も弘樹も攻撃する意志はない。

会えたお礼を交わすみんな。

またお人好しがうつりましたか?

せっかく会えたのも、

一緒には行けないと絞り出すように言う弘樹だが、

探知機で会いたい人をみつけてから、

また必ず会おうと約束し、別れる。

弘樹と別れて、落ち込む二人に注意していた矢先、

だだっ広い田んぼで手榴弾が飛んでくる。

眼のいい七原の反応で難を逃れたが、

次々と降る攻撃。そしてジワジワと距離をつめてくる。

マシンガンを相手にひきつけ、

典子を川田に預け囮になる七原。

腹をケガしながらもこのままでは死ぬ。

そこに弘樹が現れ、桐山に一発あてる。

あまり効果がない。弘樹は七原を抱え海に飛び込んだ。

やがて放送。

それには女子一人だけ。

仕留められなかったか。

無言な桐山さんですけどね。

海からあがったところ、女子に囲まれた弘樹。

そして、三村と豊。

そっちの方は分校を爆破させる作戦ですが、

時間ギリギリ。

準備できたか?と聞く三村に、

「滑車がない」と泣いている豊。

クールにと自分を励まし、滑車をみつけたところ、

不意をつかれ反応が鈍い三村。

当たり前だ。神経も散々まいってる。

死のゲームなんだ、こいつは。

寝てない。

それに戦力にはならない豊のおもりもしていたんさ。

声をかけてきた飯島が、銃を持っていなかったのは救い。

もし、持っていたら。

そして飯島ではなかったら、

きっとここが三村たちのゲームオーバーだったのだから。

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