表紙をめくると、サンタクロースの正しいむかえかたとある。

おい、これって根こそぎプレゼントをふんだくる作戦じゃないのかよっっ。

ノシシ イシシ、クリスマスまであと2日なのに、

いいこにしてるのにサンタがこない。と歌っています。

ゾロリは大きな靴下を編んでいて、欲張り妄想でわくわくしているみたい。

子供じゃないとプレゼントをくれないからと、半ズボンで1年暮らしても、

よいこのふりをしてみても、物を大事にしたことも、たった一度にだけしたのに、

今までたくさん靴下を編んだのに何もくれたことはなかったと、ふてくされる。

ゾロリは、サンタのすることを調べたんだって。

サンタクロースの家には、〔よいこノート〕があって、

本当によいこだったか合格しないといけないんだって。

ゾロリも、よいこノートを書いていたみたいだけど、何だか嘘ばかり。

ゾロリたちは森の中を6時間も歩き通してようやくサンタの家の前。

サンタクロースのプレゼントを作るメカがあるのをみて、

ミニカーでサンタの髭をからめて、捕まえてしまった。

そして、ゾロリのとんでもない、だれもほしくもないプレゼントを大量に作り、配ってやる。

と企むゾロリ。

2人のサンタは動きがとれない中、必死にゾロリの作戦を阻止しようとします。

ゾロリたちが下らないプレゼントを作り、浮かれていたが、

サンタポリスとトナカイに、しっかりこらしめられました。

サンタの被害は、ゾロリに盗まれたクリスマスケーキだけで済んだ。

そして欲張りゾロリが盗んできたプレゼントの中身は…?

自分で作った、もらいたくもないプレゼントだったとさ。

自分たちがプレゼントをもらえないからと、今度は仕返しに、

「もうクリスマスはいらない。」と、どんどん思わせてやるというのがゾロリの目的みたい。

完全に僻んでますね。

<かいけつゾロリシリーズの整理、処分はマッタツ書店にて>