しばらく行っていなかった、市内で1番大きな図書館へ行ってきました。

戦争をテーマにしたものは良く読みますが、災害にあった手記などは読んだことがなかったから。

児童書の社会のコーナーにあった中から、一冊選びました。

低学年の作文もあるし、イラストレーターさんの挿絵などもある。

また、この売上が福島の基金へ役立つそうで、

(あぁ、図書館も予算から復興へ、まわしてくれたのだ。

そして、また1人と、この作品にふれる日とが借りてくれたらば…。)

海のまち、生まれ故郷での思い出、また、仮設住宅やみんなで暮らした日の苦労、

離れてしまった人を思い、明日を願い…。

うちの子どもたちと同じ学年の子が…表に出そうかださまいか、身近な誰かのために、

遠くの誰かを想い綴ってくれたのだと思うと、やりきれないけれど。

それでも、たくさんのありがとうをいう子がいる。

不自由な暮らしをしたが、前をむこうとしている皆がいる。

新しい未来を作って、生まれ故郷へ帰りたいと願っている沢山の気持ち。

みんな頑張りましょう。

それは、福島の人だけじゃない。

全ての人だねと受け止めました。

精一杯、質素に暮らして沢山のことを知り、毎日に感謝して、思いやりたいです。

今日は、小学生組二人と、久しぶりに公園に行きました。

午後は、自転車で図書館をはじめ買い物へ。

そのあと、下の兄弟の自転車の鍵がなくなって、三人で探した。

解決策を考えて、真ん中だけはバスで帰ることになったこと。

でも、それだって私たちの大事件だった。

規模は小さいと思われるかもしれない。

でも、私たちは協力し、工夫し、着ているものを譲り合って、

同じ3月のある日の数時間のトラブルをのりきった。

明日には、日記の〔昨日〕になることだ。

いいたいことは、その時、自分はどうするか、どうしたいと思ったか。だと思う。

子どもたちの3.11は、今と、起きたことを受け止めようとしてくれている。

夢も書かれていた。だから、名前も知られることのない自分たちは…。

どこかで繋がると信じたいし、今日へとへとになって帰ってきて、

部屋をあたため、イカをさばいて食べて、お風呂に入った。

当たり前だけど、些細なことにすごくほっとした。

その生活を早く取り戻せますようにと、願い、本をとじました。

<児童書・絵本など押入れにある本を買取しております。>