「9人産んじゃいました!」は、

ある助産師さんの育児の記録、出産や兄弟たちとの生活、

実体験のコミックエッセイ。

しかし、9人なんてとてつもない数産んだらしいぞと、

同じママとしてすごく驚いて、応援したくて買っちゃいました。

うちだって、それに比べりゃ、まだたったの5人だもの。

熱意があってもやっぱり、そのおうちよりは少ないわ。

ある日のこと。娘さんが家庭科で買い物調べを提出するのだといって、

先生に報告するんだと、一食分、3日分のお米や牛乳にタマゴ。

量が半端じゃないやいっ!

うちは、よそとはるかに量が違うやねと

お母さんと冷や汗かいて、

苦笑いしているシーン、すごかったなぁ。

7人目からは、出産祝いにかけつけてくれる人たちから、

シャケ1匹、米袋など食料の現物支給になっていったそうで、

それもそのはずです。

育ち盛りの中学生もいるから。。。

養育費、生活費も並外れの努力をしているんじゃないかと

ページをめくってもね、

とにかくママさんも育児、

出産を楽しみにしているのが、かなり励まされました。

明るく書いてる、1つの子沢山のおうちの歴史。

計画的に産む心構え、お兄ちゃんお姉ちゃんの下への気遣いや、

クリスマスプレゼントのくだりも、

現金がほしいとあって、全然がめつくない。

卑しくない、イヤらしい表現、卑屈な表現ってないのね。

ウチもいろんなことがあるけど負けないぞって、

読み終えたら思えました。

子育て詰まりに読む、アドバイスの本とかよくあるけど、

自分の状況自分たちの子供は、一般論じゃ救えないの。

だから、困った時に読む本なんかより、

お母さんがお母さんにむけたエッセイの持つ力、

そういうのに、もっとたくさんのお母さんに触れてほしいです。

<子育てで読み終えた単行本を買取いたします>