そろそろ発売されないかと待ち遠しかった。

ナオの妊娠のこともあるし、

一途なケンもね。島で出産して、

その後どうなるかはわからないけど見守りたかった。

それと、セイの方も落ち着いた生活で

鹿を二人で追っていることがかかれていた。

サワダの方は何かを企んでいるようで、

トモはサワダ側の女性と狩猟を分担していた。

生きるための島、リブの水着姿がかわいい。

セイを求めるリブちゃんと、もう待てがきかないセイと。

おい、貴様!イキルのご主人さまは待てがききわけないらしいなと、

誰かに突っ込みたかった。

リョウ、ミノル、スギたちは米の世話に精を出していた。

ミノルの想いをセイに届けたいから。

畑 水田、父さんを誇りに思っていたミノルだもんね。

きれいに田植えされた稲をみて泣いてしまう。優しいミノル。

ナオはナオで、6ヶ月になっていた。

小学生くらいのナオが母親に、

私はいらなかったのと泣いてきいていた夢をみて目がさめた。

怖いよね、妊娠て。私も嫌だった。

気のせいでいてほしかった、

明日はお腹が空でいてほしいと悪夢のような胎動までで、

生き地獄をカウントダウンされてばかりだったから。

行く場所もなく、未成年のうちに母親が死に、

出来損ないのそれでも血縁の本物の父さえもが、失踪していたし。

家もなかったあの1番最初の妊娠の前後は、もう二度と思い出したくもない。

ケンは、心底ナオに惚れている。

お腹をさして飛び降りようとしているのも、とめた。

生きようとする命の選択さえ奪うのかとか、

男に言われてくれる覚えはないよ。

そんなコマがある。だれも助けてくれないし、

もがいて苦しみぬいてホームレス状態に片足いれていた私は、

ナオのことがすごく。

ケンはオレが引き取るといってくれる。

お前がいてくれたらそれでいいと。

リョウたちも、飛び降りないように下で

クッションを敷いてくれている。

出産って怖いもの。リョウたちの側で、

ナオさんよかった。本当によかった。

それとサワダ側の女たちがリョウたちを襲い、

ミノルが死んでしまった。

名前も知らなかったリョウが、お前と呼んでいた人まで、

ふりしぼり名前を言って死んでしまった。

そこで終わりました。