春休みに入る少し前、ヤフオクで大量に買ったゾロリシリーズの入った段ボールよりみつけた、
「じごくりょこう」ですが、これは前作「てんごくとじごく」の続きのお話です。

書評でも、前にそちらを書いていますのであわせてご覧ください。

さてさて、ゾロリがじごくの門番にエンマ様に会わせろと掛け合っているところからはじまります。
(やぁやぁ、きちんと天使の輪と羽根もついているご様子。なによりです。)

ゾロリちゃん、エンマに怒鳴られたが、怯まず生き返らせろと頼んだの。
地獄の7コースを協力して突破したら、生き返らせてやると約束されたけど…。

ゾロリのガムや、針治療の本、イシシとノシシの腹巻き合体などで、次々と地獄をクリアしていって…。
そうそう、またイシシとノシシのおならの出番。
血の池じごくでのおなら必見でーす。

しかし、ありじごくの前で青おにが「次のじごくは、何て書いてあるか良くみなさい」
だって?
小さくなんでもありじごくと書いてあるー。
え?イカサマされたの?

エンマ様の罠なのに、進むしかない深く暗ぁい、壊れた木の橋。
なんかあるだろう。谷底には、やっぱり何かいるー。
毒虫がいっぱい追いかけはいつき、道を塞ぐのです。
後ろにも引き下がれない。

このピンチを救ってくれたのは、イシシの腹巻きにいれていたこおった炎。
しかし炎が木の橋に燃え移って、ゾロリたちも谷底へーー。

そこにゾロリママがあらわれ、3人を救ってくれました。
ゾロリママが、ゾロリが死ぬなんておかしいと、えんまちょうを調べて来たのだそうです。

えんまちょうをゴマせんべいを食べながらみていたんだろうとママがページを叩くと、
「濁点」の「ゾ」から「ソ」へ。ね?人違いだったんだって。

エンマの失態です。
ゾロリはママに抱き締められて、夢を叶えてといい、お別れをしました。

そして、エンマの地上にかえすメカに座り、
3人を潰したタコヤキの中から復活しましたとさ。

めでたしめでたし。

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